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2001-12-12 平成13年福祉経済委員会 本文
2001-12-12 平成13年福祉経済委員会 名簿

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  1. 碧南市議会 2001-12-12
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    2001-12-12 : 平成13年福祉経済委員会 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 9時 59分 開会) ◆委員長(禰宜田政信君) ただいまから、福祉経済委員会を開会いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆委員長(禰宜田政信君) 付議事件(1)議案第58号「碧南市介護保険円滑導入基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止する条例」を議題といたします。本案について提案理由の説明を求めます。 3 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 4 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 5 ◆高齢介護課長榊原清久君) ただいま議題となりました議案第58号碧南市介護保険円滑導入基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止する条例の制定につきましては、過日の本会議におきまして、福祉部長より御説明を申し上げましたとおりでございます。私からは特に追加して御説明することはございませんので、よろしくお願いいたします。 6 ◆委員長(禰宜田政信君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ございませんか。 7 ◆委員(下島良一君) 委員長。 8 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 9 ◆委員(下島良一君) 今回、円滑導入資金ということで基金を積み立てて3年が経過するわけですけれども、この福祉基金というのは、たまたま今回、国の政策上こういうことが起きたわけですが、今後、市が独自にこういう福祉基金なんかを設けていく、そういうようなことはあり得るわけでしょうか。 10 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 11 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 12 ◆高齢介護課長榊原清久君) 現在、準備基金というのを持っておりますので、既に同趣旨のものは持っております。 13 ◆委員(下島良一君) 委員長。 14 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 15 ◆委員(下島良一君) 本会議で山口議員の方からいろいろ質疑もされたわけですが、特会の方でお聞きしてもいいわけですが、ここで聞いておきたいと思いますが、各市の利用料の減免や保険料の減免の状況というのはどんなふうに変わってきておるんでしょうか。 16 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長
    17 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 18 ◆高齢介護課長榊原清久君) ちょっと今資料を持っておりませんので、各市というのは。情報交換の中では、今回、安城市、刈谷市、知立市、この3市が利用料の減免を実施していくというふうに聞いております。その内容につきましては、私ども碧南市と非常に似た内容でやられるというふうに思っておりますが、ただ、第2段階の方たちの全額助成ではございませんで、2分の1だとか、そういうような比率でやっていかれるというようなことは聞いております。細かい資料は持っておりません。申しわけございません。 19 ◆委員(高松貴代作君) 委員長。 20 ◆委員長(禰宜田政信君) 高松委員。 21 ◆委員(高松貴代作君) 詳しく教えてもらったんだけれども、ここで徴収方法の、併設の徴収ということを言われたんだけれども、その場合にはどういう場合が併設の徴収方法に移行するのでしょうか。 22 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 23 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 24 ◆高齢介護課長榊原清久君) 要は、いわゆる特別徴収でやられてみえる方が、年度途中で所得が多くなったりされますと、追加で徴収をしなきゃいけないわけです。というのは、国の方が所得更正で、いわゆる段階更正をされてみえるのが年に1回というのでしょうか、今7月でございます。ですので、それまで前年度の段階での徴収ということでございますので、4月からいわゆる変更されます期間、段階が上がった方は余分に取らなきゃいけないということで、その差額分を普通徴収させていただくということで、前年度分と同じ額はいわゆる特別徴収で、所得更正で上がった分につきましては普通徴収ということで、併徴ということになります。 25 ◆委員(高松貴代作君) 委員長。 26 ◆委員長(禰宜田政信君) 高松委員。 27 ◆委員(高松貴代作君) そうすると、いわゆる前年度対象にするのが原則でしょう。そうすると固定しているんじゃないの、前年度対象ならば、所得というものが。中途で変わるということは、そういう場合が不思議でならぬのだけれども。 28 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 29 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 30 ◆高齢介護課長榊原清久君) 本算定と仮算定の関係がございますので、4月から即本算定をやれておれば、今委員のおっしゃったとおりのことができますが、申しわけございません。 31 ◆委員(下島良一君) 委員長。 32 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 33 ◆委員(下島良一君) 今の保険料の徴収で、本会議でも滞納者数だとか、そういう点についてお聞きになったわけですが、具体的に滞納者数がお答えがなかったと思いますので、滞納者数について明らかにしておいていただきたいと思います。 34 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 35 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 36 ◆高齢介護課長榊原清久君) それでは申し上げます。  本年度、13年度の分で申し上げますと、4月徴収分で44名、金額で11万9,000余円。6月徴収分58名、金額15万4,000余円。8月徴収分118人、金額35万9,000余円。10月徴収分93人、金額48万4,000余円。  以上でございます。 37 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございますか。      (「なし」という者あり) 38 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 39 ◆委員長(禰宜田政信君) 起立全員であります。  よって、議案第58号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ───────────────────・・─────────────────── 40 ◆委員長(禰宜田政信君) それでは続きまして、付議事件(2)議案第59号「平成13年度碧南市一般会計補正予算(第2号)」を議題といたします。本案について歳入から提案理由の説明を求めます。 41 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 委員長、福祉課長。 42 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉課長。 43 ◆福祉課長鈴木孝彦君) ただいま議題となりました議案第59号平成13年度碧南市一般会計補正予算(第2号)の歳入のうち、福祉課分について御説明をいたします。  24ページをお開きください。  12款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金、5節保育園費補助金の449万円余の減額は、1歳児保育実施事業費で当初70人の見込みが86人になったことによる91万円の増と、障害児保育実施事業費で当初公立、民間でそれぞれ6人の計12人を見込みましたが、公立2人、民間1人の計3人、差し引きで9人の減になったことによる540万円余の減によるものです。  次に、28ページをお開きください。  14款寄附金、1項寄附金、2目1節民生費寄附金の61万円余の増額は、団体3、個人1人からの寄附を受けたことによるものでございます。  以上が福祉課の歳入の説明です。 44 ◆国保年金課長杉浦達也君) 委員長、国保年金課長。 45 ◆委員長(禰宜田政信君) 国保年金課長。 46 ◆国保年金課長杉浦達也君) 国保年金課所管の事業について御説明を申し上げます。  ページ数、前に戻りますけれども、20ページ、21ページをお開きいただきたいと思います。  11款3項1目民生費委託金、1節国民年金事務費委託金の104万5,000円の補正は、平成14年4月から国民年金事務についての国と市の役割分担の変更に伴い、その準備事務として口座データ作成費用69万5,000円、市への情報提供として、電話回線を社会保険庁と結ぶための機器等の設置費用35万円を受け入れるものであります。  国保年金課につきましては以上でございます。 47 ◆福祉部長大河内裕君) 委員長、福祉部長。 48 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉部長。 49 ◆福祉部長大河内裕君) 以上で当委員会の所管の歳入の説明とさせていただきます。 50 ◆委員長(禰宜田政信君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  まず、9款の質疑を行います。 51 ◆委員(下島良一君) 委員長。 52 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 53 ◆委員(下島良一君) 9款の12ページ、13ページのところですが、かなり10%、20%増の状況なんですが、園児は3歳未満児、3歳児、4歳児以上というのはどういう状況でふえたのか。予算のときには、1歳児は227人、3歳児は355人というような数字が出されておったと思いますが、これについてどんなふうにふえておるんでしょうか。 54 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 委員長、福祉課長。 55 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉課長。 56 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 申し上げます。  3歳未満児で当初227人が44人の増、3歳児が当初355人が65人の増、4歳以上児が938人が4人の増ということで、こういう金額になっております。 57 ◆委員(下島良一君) 委員長。 58 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 59 ◆委員(下島良一君) これは、定員との絡みでいくとどんなふうになるんでしょうか。 60 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 委員長、福祉課長。 61 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉課長。 62 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 9款だけじゃないんですけれども、次のページもございますが、人数的には当初1,840人を見込みましたのが、今回12月補正では1,872名ということでございます。全体では1,930人の定員ということで、公立1,420、民間510ということでございます。定員以下ということの推移でございます。  委員長、済みません、1つ。先ほど私、4歳以上児が4人の増と申しましたが、4人の減でございます。失礼しました。  人数的には、当初938人で1億3,033万3,000円が人数的には934人で8万8,000円の増ということは、所得階層が動いておりますので。 63 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございませんか。 64 ◆委員(下島良一君) 委員長。 65 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 66 ◆委員(下島良一君) 本会議でも質疑の中で、来年度の問題が出ました。それで、定員オーバーになっておる3つの園についての方向性は、なかなかまだ流動的だということもありましたけれども、現時点でどうなのか。  それから、私立のかしの木なんかは6人のオーバーということで、この辺は勤めの関係や、1歳児、ゼロ歳児、そういう関係で何とかならぬのかとか、いろいろあると思いますが、それについてわかっておる範囲で明らかにしていただきたいと思います。 67 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 委員長、福祉課長。 68 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉課長。 69 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 人数的なことは、本会議で部長が申し上げたとおりでございます。  それから、調整の件につきましても、今から私的契約というのですか、そういう方の申し込みもまじっておりますので、整理して、来年の2月の上旬に通知を出せていただくということで今事務を進めておりますので、よろしくお願いします。 70 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございますか。      (「なし」という者あり) 71 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑もないようですから、質疑を終結いたします。  次に、10款の質疑を行います。  質疑ございますか。      (「なし」という者あり) 72 ◆委員長(禰宜田政信君) 別に質疑もないようですから、質疑を終結いたします。  次に、11款の質疑を行います。  質疑ございますか。 73 ◆委員(下島良一君) 委員長。 74 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 75 ◆委員(下島良一君) 16ページ、17ページの児童手当の関係でここでお聞きしておくわけですが、12年度1億4,000万円だったものが各階層の手当の人数の増減が起きておるわけですが、この辺についてはどんなふうに変わってきたのか。法改正で変わってきたと思いますが。 76 ◆国保年金課長杉浦達也君) 委員長、国保年金課長。 77 ◆委員長(禰宜田政信君) 国保年金課長。 78 ◆国保年金課長杉浦達也君) 児童手当につきましては、昨年の6月に、お話のありましたように、3歳未満児の方が就学前まで対象が広がりました。それに続きまして、ことしの6月に、平成13年度の所得制限の限度額というのが大幅に上がりました。例えば、扶養家族ゼロ人の場合、児童手当ですけれども、170万円が301万という形で、2人、3人の場合につきましても、それに応じて所得限度額がありました。その関係で受給される方の人数がふえたということでありますけれども、17ページの説明欄を見ていただきますと、特例給付国庫分以下、非被用者就学前特例給付国庫分という形で説明が書いてあります。それで、上3つの特例給付、非被用者児童手当国庫分、被用者児童手当国庫分につきましては、ゼロ歳から3歳の方の手当の中身でありまして、その下の2段につきましては、3歳から就学前の方の段になっております。  それで、例えば特例給付国庫分につきましては、960人が740人ということで、特例給付というのは、所得の限度額が児童手当よりも高いものですから、限度額が引き上げられたことによって特例給付の方が逆に減ったという、そんなような状況がありまして、そういった形で増減があるわけですけれども、2段目の非被用者児童手当国庫分ということで、この非被用者というのは、自営とか農業の方が該当するものでありますけれども、ここの段につきましては、260人から373人の113人の増であります。  それから、3段目の被用者児童手当国庫分につきましては、260人から、これは大幅に上がりまして918人ということになりまして、658人の増であります。  それから、4段目の被用者就学前特例給付国庫分につきましては、1,220人から、これは逆に976人に減っております。これは224人の減であります。  それから、一番下の段ですけれども、非被用者就学前特例給付国庫分につきましては、360人から404人ということで44人の増です。計3,060人が3,411人ということで、差し引き、なるわけですけれども、351人の増という状況であります。  以上です。 79 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございますか。      (「なし」という者あり) 80 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑もないようですから、質疑を終結いたします。  次に、12款の質疑を行います。
     ありますか。 81 ◆委員(下島良一君) 委員長。 82 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 83 ◆委員(下島良一君) 24ページ、25ページで、民生費補助金8目の児童福祉医療費の補助金で、交付率が変更というふうに本会議で説明がありましたが、この交付率についてはどういうふうに変更になったのか、明らかにしておいていただきたいと思います。 84 ◆国保年金課長杉浦達也君) 委員長、国保年金課長。 85 ◆委員長(禰宜田政信君) 国保年金課長。 86 ◆国保年金課長杉浦達也君) 給付率につきましては、県と市が2分の1ずつを負担しておりますけれども、交付率につきまして90%ということになったものですから、現実的には、50%、50%というものが45%と55%ということで、県が45%ということになりました。 87 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございますか。      (「なし」という者あり) 88 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑もないようですから、質疑を終結いたします。  次に、14款の質疑を行います。  質疑ございますか。      (「なし」という者あり) 89 ◆委員長(禰宜田政信君) 別に質疑もないようですから、これにて歳入の質疑を終結いたします。  次に、歳出についての提案理由の説明を行います。 90 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 委員長、福祉課長。 91 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉課長。 92 ◆福祉課長鈴木孝彦君) それでは、56ページをお願いいたします。  3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の20節扶助費の101万円余の増額は、身体障害児補装具交付事業で、上肢、下肢の補装具、電動車いす等で100万円、重度身体障害児等日常生活用具給付事業で特殊寝台の申請があったことによる1万円余の増額によるものでございます。  以上で福祉課の説明といたします。 93 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 94 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 95 ◆高齢介護課長榊原清久君) 私からは、高齢介護課所管事項について御説明申し上げますので、少し戻っていただきまして、48、49ページをお開きいただきたいと思います。  3款1項2目老人福祉費中の15節工事請負費の補正額は100万円でございまして、説明欄の中ほどにございます老人健康増進事業で、これは現在の天王地区老人クラブ、天寿会のゲートボール場が、地主さんの都合により移設する必要が生じたことによります整備工事費でございます。  次ページをお開きいただきたいと思います。  23節償還金利子及び割引料の142万円余の補正は、申しわけございません、再度前ページに戻っていただきまして、前ページ説明欄、上から3行目の老人福祉事務管理事業で、これは平成12年度高齢者在宅福祉事業費県補助事業の完了精算による返還金でございます。  以上で説明とさせていただきます。 96 ◆国保年金課長杉浦達也君) 委員長、国保年金課長。 97 ◆委員長(禰宜田政信君) 国保年金課長。 98 ◆国保年金課長杉浦達也君) 引き続きまして、国保年金課所管事業につきまして御説明申し上げます。  50ページ、51ページをお開きいただきたいと思います。  3款1項6目福祉手当費、20節扶助費の229万8,000円の補正は、説明欄の市心身障害者手当支給事業で33人分109万8,000円、在宅寝たきり老人等福祉手当支給事業で20人分120万円の支給対象者の増に伴い補正するものであります。  58ページ、59ページをお開きください。  3款2項4目児童福祉費、20節扶助費257万9,000円のうち、説明欄の172万4,000円の補正は、乳幼児医療費助成事業でありまして、医療費の伸びに基づきまして、実績見合いに合わせ補正をするものであります。  国保年金課につきましては以上であります。 99 ◆経済環境部長(都築 明君) 委員長、経済環境部長。 100 ◆委員長(禰宜田政信君) 経済環境部長。 101 ◆経済環境部長(都築 明君) それでは私から、商工課所管の説明をさせていただきます。  72ページ、73ページをお開きください。  7款1項2目商工業振興費、19節負担金補助及び交付金の補正額は100万円でありますが、これは年明けの2月15日、16日、17日の金、土、日に、碧南市臨海体育館をメーン会場としまして開催されます三河の窯業展に増額補助するものでございます。三河の窯業展につきましては、当地方の地場産業である窯業製品を広く宣伝紹介するため、従来は九州など販路先に出向きまして開催をしてきたところでありますが、今年度は高浜会場を含めまして地元で開催することにより、全国から窯業関係者をお招きするとともに、一般市民にも来場いただき、窯業製品とともに窯業の町をPRしようというものであります。  これの開催に当たり、事業費全体としましては従来の2.5倍となる2,500万円以上の支出が見込まれておりまして、市としましても、当初の150万円に補正額を加え、積極的に支援しようというものでございます。  以上で商工課分の説明と、あわせまして福祉経済委員会の所管の歳出の説明とさせていただきます。以上です。 102 ◆委員長(禰宜田政信君) 以上で提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  まず、3款の質疑を行います。 103 ◆委員(下島良一君) 委員長。 104 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 105 ◆委員(下島良一君) 48ページの福祉基金積立事業、社会福祉総務費ですが、この積み立て事業は寄附があったからということで積み立てをするものですが、実際、この積み立ては今残高としてどのくらいになっておるのか。前にも聞いたと思いますが、教えていただきたいと思います。  それから、こういう積み立て事業をやっていって、今後具体的に計画されるような事業というのはどんなものがあるのかも明らかにしていただきたいと思いますが、シルバー作業所などがなかなか計画が具体的にならないという状況のもとで、今後どういうふうに福祉作業所、シルバー作業所なんかをしていかれるのか、ちょっと具体的にしていただきたいと思います。 106 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 委員長、福祉課長。 107 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉課長。 108 ◆福祉課長鈴木孝彦君) まず、福祉基金積立事業の74万円ですけれども、内訳といたしましては、福祉課分で、先ほど御説明申し上げましたように61万7,000円。それから在宅ケアの方は、既に9月で積んでおる分の12万3,000円ということで、ここに措置しております。  それから、現在高のお尋ねですけれども、11月末で9,373万円余ということでございます。  それから、具体的な事業をというお話ですけれども、今から整備いたします知的障害者の通所更生施設の方に充当していくということで現在考えております。  以上でございます。 109 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 110 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 111 ◆高齢介護課長榊原清久君) 後段のシルバー人材センターの作業所の絡みでございますが、当初私どもに、シルバー人材センターの方から申し出のございました場所につきまして、地主いわゆる所有者の内部の問題がございまして、現在ちょっと凍結状態でございまして、しばらく様子を見させていただいておるというのが現状でございます。  よろしくお願いいたします。 112 ◆委員(下島良一君) 委員長。 113 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 114 ◆委員(下島良一君) 非常に不況の折、高齢者の皆さんの仕事がないという状況のもとで、いっときも早くこの作業所の建設が望まれておるわけですから、場所を変えてでも早く検討すべきだというふうに思いますので、強く要望しておきます。  同じところで、社会福祉協議会の補助で人件費の削減がされております。この人件費の削減について、社会福祉協議会は今後どういうふうに人の配置をされていかれるのか。減のまま市の派遣は3名で行っていくのか、その辺についてお伺いしておきたいと思います。 115 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 委員長、福祉課長。 116 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉課長。 117 ◆福祉課長鈴木孝彦君) それでは、補正の内容で御説明申し上げます。  社会福祉協議会は、昨年正規職員が3人ということでございますけれども、今は局長と所長の2人ということで、予算では1人の減ということと、それから、再雇用職員が当初前年度でやめられるというお話だったんですけれども、年度末に来まして、働きたいということでおっしゃいましたので、その方の1人の増の人件費の相殺分で574万円余。それから、高齢者軽度生活援助受託事業の収入によります補助金の減が120万円ということで、合計でここにお示しした減額で694万3,000円ということでございます。 118 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございますか。 119 ◆委員(下島良一君) 委員長。 120 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 121 ◆委員(下島良一君) 同じ48ページ、49ページの老人福祉費のところですが、生きがい活動支援通所事業や外出支援サービス事業など増減があるわけですが、この辺の御説明を詳しくお聞かせいただきたいのと、実際にこの生きがい支援活動、通所事業でここには載っていますけれども、前々から私ども痴呆予防の事業を行うようにということで、計画もされておるというふうに聞いておるわけですが、痴呆予防では浜松の金子先生なんかを呼んで講演会をやったり、実際に実地のいろいろな講習会をやったりということを具体的にして、もっとやはり痴呆予防について、東部プラザの生き生きセンターなんかでちゃんとやれるようにしていくべきではないか、元気ッス館なんかでやれるようにしていくべきではないかと思いますが、どうでしょうか。 122 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 123 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 124 ◆高齢介護課長榊原清久君) ちょっと痴呆関係は款が違いますし、所管が違いますので、それ以外のここの内容につきまして、高齢介護課の方からお答え申し上げます。  まず、生きがい活動支援通所活動の121万円の減額につきましては、従来、送迎に関しましてここの項目に入っておりましたが、県費補助の補助項目が下の方の外出支援サービスの方に変わってまいりましたので、事業変更をさせていただいております。  そして、その下の外出支援サービスの方が88万4,000円の増でございますが、今申し上げました121万円を上から下へ持ってきておるわけですが、そのほかにいわゆる自立デイの部分でございますが、当初予定しておりました委託先との単価契約額の変更がございましたので、その金額の変更と、最初予定しておりました月20回程度の御利用を月26回ということで、逆に回数はふやさせていただいております。御利用がかなり盛んになってきたということで、増額補正をさせていただいております。  以上でございます。 125 ◆健康課長(亀山敏夫君) 委員長、健康課長。 126 ◆委員長(禰宜田政信君) 健康課長。 127 ◆健康課長(亀山敏夫君) 痴呆予防の関係につきましては、若干私ども、3款ではございませんけれども、参考に申し上げますと、保健婦が浜松の方の痴呆予防の講習会に出まして、現在新川まちかどサロンと東部の元気ッス館の方で、目的は高齢者の生きがい対策と、それから閉じこもり防止という名目でございますが、実施しております。来年度以降につきましても、痴呆防止の方に力を入れて実施していくように今検討中でございますので、よろしくお願いいたします。 128 ◆委員(下島良一君) 委員長。 129 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 130 ◆委員(下島良一君) 51ページのところですが、引き続き同じ老人福祉費ですが、社会福祉法人の助成事業というふうにここに出されております。この対策は、増額についてどんなふうに変わったのかを明らかにしていただきたいと思いますが、本予算の方で新しく建設を計画しておる特別養護老人ホームの人選事業とか、いろいろ予算が組んでありました。現時点でどこまで状況が進んでおるのか。年内というような目標も持っておられたわけですから、現時点でどんなふうに進んでおるのか、その辺もちょっとお聞かせいただきたいと思います。 131 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 132 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 133 ◆高齢介護課長榊原清久君) まず、前段の社会福祉法人への助成でございますが、これは新規事業でございます。新たに、低所得者のうち特に生計困難な者で、特別養護老人ホーム入所者、10人分でございますけれども、利用者負担に対しまして、当該施設というのですか、法人が減額措置を実施いたしましたので、その減額分の2分の1を助成するため、今回補正をさせていただいております。  それから、後段の選考につきましては、間もなく市長に答申が出されるものというふうにお聞きしております。  以上でございます。 134 ◆委員(下島良一君) 委員長。 135 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 136 ◆委員(下島良一君) 間もなく答申がなされるということですが、実際には、具体的に何社の事業者が名乗り出て、そしてどのようなものが計画をされて、どんな場所でというふうな報告なんかはこの現時点ではできないわけですか。 137 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 138 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 139 ◆高齢介護課長榊原清久君) まだ委員長の方から報告許可をいただいておりませんので、できません。 140 ◆委員(高松貴代作君) 委員長。 141 ◆委員長(禰宜田政信君) 高松委員。 142 ◆委員(高松貴代作君) 国民年金に関することだけれども、当市では加入率はどれぐらいになっていて、何名ぐらいあるんですか。 143 ◆国保年金課長杉浦達也君) 委員長、国保年金課長。 144 ◆委員長(禰宜田政信君) 国保年金課長。 145 ◆国保年金課長杉浦達也君) 碧南市におきましては、平成12年の最終の数字ですけれども、大体1万320人で、これが1号被保険者という方であります。それから、3号被保険者が5,938人、合計して1万6,303人という数字で、大体そのうちの82.6%ぐらいが保険料を納めていただいている方であります。
     以上です。 146 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございますか。 147 ◆委員(下島良一君) 委員長。 148 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 149 ◆委員(下島良一君) 51ページの福祉医療費のところで、当初1,200人というふうに予算のところでは人数が出されています。実際にここで2割近い増になるわけですが、今医療費の問題では、非常に老人医療が年齢の引き上げなんかが取りざたされておって、非常に厳しい施策がされようとしております。実際に今増額になったのは、どういう年齢が対象になられたのか。68歳から69歳までなのか、それとも75歳以上の方たちになるのか、退職者なのか。その辺の増になった内訳を聞かせていただきたいと思います。 150 ◆国保年金課長杉浦達也君) 委員長、国保年金課長。 151 ◆委員長(禰宜田政信君) 国保年金課長。 152 ◆国保年金課長杉浦達也君) 済みません、もう一度、今おっしゃられたことは、福祉手当費のことでしょうか、それとも福祉医療費のことでしょうか。 153 ◆委員(下島良一君) 委員長。 154 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 155 ◆委員(下島良一君) 老人医療助成事業で出ておる3目、2,400万円余。 156 ◆国保年金課長杉浦達也君) 委員長、国保年金課長。 157 ◆委員長(禰宜田政信君) 国保年金課長。 158 ◆国保年金課長杉浦達也君) 老人医療費につきましては、現在、これは老人医療ということで、68歳、69歳の方が対象となっております。これは所得制限がありまして、1歳当たり大体1,500人ぐらいおみえになるわけですけれども、そのうちの大体1,150人程度が、一般的にマル老と言っておりますけれども、この対象になっております。  それで、今回、この中の役務費ということで、医療の手数料関係で72万8,000円、扶助費の関係で2,397万円を補正をお願いしているわけですけれども、これにつきましては、当初予算で若干甘い部分がありまして、医療費をちょっと少なく見積もったという部分が正直ありまして、申しわけありませんでしたけれども、その関係で医療費の金額については増額がちょっと多くなっておりますが、現況といたしましては、人数の関係は前年と同時期で大体3.8%ぐらい伸びております。また、医療費の額といたしましては、大体6.3%程度伸びておるような状況であります。その内訳につきまして、ちょっと今数字を持っておりませんので、申しわけありません。 159 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございませんか。 160 ◆委員(下島良一君) 委員長。 161 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 162 ◆委員(下島良一君) 57ページのところで、保育園費ですが、残留塩素の測定器の購入というのが出ております。12万3,000円。これは機械を買えばあとは経費は要らない、何か試薬とか、そういうものが必要になるのか。  それから、この残留塩素というのは水道の水の検査をすることだけなのか、そのほかにも使っておるのか。その辺について、少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。 163 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 委員長、福祉課長。 164 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉課長。 165 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 新年度から水道水中の残留塩素の分析法が変更になりますので、新しい分析法に対応するということで購入をさせていただきます。これは水道水ですので、給食用の水道水でも、それからプールの水道水でも、ためおいた水道水でも残留塩素が測定できるということでございます。 166 ◆委員(下島良一君) 委員長。 167 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 168 ◆委員(下島良一君) 試薬は必要ないの。 169 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 委員長、福祉課長。 170 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉課長。 171 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 特に必要ないということです。 172 ◆委員長(禰宜田政信君) いいですか。      (「なし」という者あり) 173 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑もないようですから、質疑を終結いたします。  次に、4款の質疑を行います。  質疑ございますか。 174 ◆委員(下島良一君) 委員長。 175 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 176 ◆委員(下島良一君) 62ページ、63ページで2目予防費、インフルエンザの予防接種については、過日の本会議でも質疑はされました。残念ながら碧南市は、よその市のようにはがきを出して御案内するというようなサービスがやられないままに現在に至っておるという状況です。  それで、広報だとか回覧でさせていただいておるというふうに言われたわけですが、広報によりますと、生活保護世帯や非課税世帯の人は保健センターへお問い合わせください、こういうふうに書かれております。これは一般的に見て、本人でもわかるのかどうか、しょっちゅうそういうことでお問い合わせしておるのか、その辺わかりませんが、負担の減免になるということは一切書かれていない。  それから、この間、つい二、三日前に回覧された回覧板によると、負担額の減免になりますので保健センターに御連絡ください、こういうふうにされております。本会議では2,155人と、現在3,000人の予定のものがかなりの申し込みがあるということですが、この連絡くださいというふうにされておるのが、私は申請してくださいというふうにすべきではないかなというような気もいたしますし、それから、ひとり暮らしのお年寄りの皆さんかなりおみえになるわけで、こういう人たちは、こういうチラシや回覧を十分に見てみえない、家族もみえないということになると見落とすということにもなりかねないわけで、こういう対策はどんなふうにお考えなのか、お聞きしたいと思います。 177 ◆健康課長(亀山敏夫君) 委員長、健康課長。 178 ◆委員長(禰宜田政信君) 健康課長。 179 ◆健康課長(亀山敏夫君) 何度か本会議等で御質問いただきまして、部長等もお答えしておりますが、私どもといたしましては、この前部長からお答えしたように、4日の連絡委員幹事会の方でお願いをしまして、全戸回覧と。それから、6日に老人クラブの連合会にお願いしまして、会員の世帯配布ということで周知させていただいておるということで、十分周知がされておるというふうに認識しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、先ほどの生活保護世帯と住民税非課税世帯の方は、負担免除になりますので保健センターへ連絡してくださいという趣旨について御説明させていただきますと、この方につきましては、税務課の方で非課税の証明をとっていただくということが発生します。それで、税務課の方で非課税の証明をとってくださいというふうに書きますと、皆さんが行かれて、世帯が非課税という判断ですので、かえって逆に税務課の窓口でトラブルが発生するおそれがあるということで、保健センターに一度連絡をしていただきますと、うちの方で詳しくこの趣旨を説明させていただきまして、非課税等該当する方につきましては、税務課で所得証明をとっていただいて手続をしてくださいという趣旨を説明するということで、保健センターへ連絡してくださいということで処理させていただいておりますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。 180 ◆委員(下島良一君) 委員長。 181 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 182 ◆委員(下島良一君) そうすると、そういうふうに保健センターにたくさん連絡が来るわけですか。 183 ◆健康課長(亀山敏夫君) 委員長、健康課長。 184 ◆委員長(禰宜田政信君) 健康課長。 185 ◆健康課長(亀山敏夫君) お問い合わせはたくさんございますので、詳しく説明をさせていただいておりますので、よろしくお願いします。 186 ◆委員(今井双美君) 委員長。 187 ◆委員長(禰宜田政信君) 今井委員。 188 ◆委員(今井双美君) 関連でちょっとお尋ねしたいのですが、今の件で、例えば民生委員さんはひとり住まいの方たちをよく御存じなんですが、そういった方たちに折々に訪問していただいておりますので、民生委員さんを通してそういったことの徹底というのはお考えないでしょうか。 189 ◆健康課長(亀山敏夫君) 委員長、健康課長。 190 ◆委員長(禰宜田政信君) 健康課長。 191 ◆健康課長(亀山敏夫君) 現段階では検討しておりませんので、よろしくお願いいたします。 192 ◆委員(今井双美君) 委員長。 193 ◆委員長(禰宜田政信君) 今井委員。 194 ◆委員(今井双美君) でしたら、ぜひこの件につきましてはそうした対応をお願いしたいと思います。 195 ◆福祉部長大河内裕君) 委員長、福祉部長。 196 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉部長。 197 ◆福祉部長大河内裕君) ひとり暮らしの老人の関係で、今御指摘のありましたことにつきましては、民生委員さんにお話ししまして、利用できるように進めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 198 ◆委員(今井双美君) 委員長。 199 ◆委員長(禰宜田政信君) 今井委員。 200 ◆委員(今井双美君) よろしくお願いします。  それと、私もちょっと認識不足なのでお尋ねしたいのですが、インフルエンザに関しまして、先日ちょっとお話ししていました折に、第1回目と第2回目の接種というのがあるようなんですが、そのあたり、1回目は1,000円でいいけれども、2回目から4,000円かかるんですよという話をされた方がありまして、その辺私よく知らないものですから、どうなんでしょうか。 201 ◆健康課長(亀山敏夫君) 委員長、健康課長。 202 ◆委員長(禰宜田政信君) 健康課長。 203 ◆健康課長(亀山敏夫君) 今回の接種については、1回接種すれば十分効果があるという国の指針でございますので、本人さんが私は2回打ちたいという方につきましては、1回は公費で落ちますが、2回目については実費になりますよという見解でございますので、私どもは国の指針によりまして、1回で十分効果があるという認識で実施しておりますので、その辺は個人の関係でございますので、よろしくお願いします。 204 ◆委員(今井双美君) 委員長。 205 ◆委員長(禰宜田政信君) 今井委員。 206 ◆委員(今井双美君) その方は2回受けなきゃいけないような感覚でおっしゃったものですから、お願いできれば医師会の方にそういった点を、ちょっと説明が、市民の人は2回やらにゃいかんのかしらと思って、1回は1,000円で済むけれども、2回目は4,000幾ら負担しなきゃいかんという認識だというような受けとめ方を私がしたんですが、ちょっとその辺よろしくお願いしたいと思います。 207 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに。 208 ◆委員(下島良一君) 委員長。 209 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 210 ◆委員(下島良一君) この施行が11月7日ということですが、実際にこういう補助制度が始まる前に接種された方、こういう方についての救済というか、遡及措置というのはどんなふうになるんでしょうか。 211 ◆健康課長(亀山敏夫君) 委員長、健康課長。 212 ◆委員長(禰宜田政信君) 健康課長。 213 ◆健康課長(亀山敏夫君) 私どもは、法律の施行の11月公布と同時に市の方も実施しておりますものですから、それ以前の方につきましては若干、病院の窓口でそういうような話がございました方につきましては、病院の方へお願いしまして、法律が通らぬ前に打った場合は実費になりますよということを承知していただいて打っておるということで認識しておりますので、11月以前の支出については遡及適用をしないというふうに考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。 214 ◆委員(下島良一君) 委員長。 215 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 216 ◆委員(下島良一君) 特に市外の施設へ入院しておった場合なんかは、どんなような措置になるんでしょうか。 217 ◆健康課長(亀山敏夫君) 委員長、健康課長。 218 ◆委員長(禰宜田政信君) 健康課長。 219 ◆健康課長(亀山敏夫君) 碧南市の住民で、例えば市外の施設に入所、入院につきましては、碧南市の方から依頼状を今入院しておる施設の市の方へ出しまして、そこの市が許可すれば向こうの入所先の市で打っていただく。逆のことも当然ありますが、そういうふうな協定は結ばせていただいておりますので、入院、入所についてはそのように処理をさせていただいております。 220 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに。      (「なし」という者あり) 221 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑もないようですから、質疑を終結いたします。  次に、6款の質疑を行います。  ありますか。 222 ◆委員(下島良一君) 委員長。 223 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 224 ◆委員(下島良一君) 70ページと71ページのところですが、農地事業費の農道整備の関係ですが、農道整備について、市道の認定が新たにことしされました。農道についても市道の認定がされたわけですけれども、認定された道路も、予算的には農道の場合は農道ということでここで予算を計上してやっていく、こういう基本的な方向は変わらないということになるわけでしょうか。 225 ◆農務課長(杉浦幹雄君) 委員長、農務課長。 226 ◆委員長(禰宜田政信君) 農務課長。 227 ◆農務課長(杉浦幹雄君) 従来農道として管理して、先般市道認定をいただいた部分がございますけれども、市道認定された中でも農務課が所管する部分というのを土木所管と協議して決めておりまして、その部分については私どもが措置します。  それ以外、市道に認定されていない農道部分がまだ、特に排水路の管理用の道路という部分を中心にございまして、その部分は私どもが管理しております。 228 ◆副委員長(陣弓騎昌君) 委員長。 229 ◆委員長(禰宜田政信君) 陣副委員長。 230 ◆副委員長(陣弓騎昌君) 今の71ページのところですが、白沢町の側溝整備だとか排水路修繕という項目があるわけですが、白沢町のこのあたりのところは部分的には非常に排水の問題が、ちょくちょく苦情も聞いておりますので、どのような修繕、改善がされるのか、具体的なものがありましたら教えていただきたいと思います。 231 ◆農務課長(杉浦幹雄君) 委員長、農務課長。
    232 ◆委員長(禰宜田政信君) 農務課長。 233 ◆農務課長(杉浦幹雄君) まず1つ、白沢町の方の組み立て排水路の修繕を行うわけなんですが、組み立て水路の関係については、水の流れによっては排水路の底面が洗掘される場合がありまして、状況によってはその部分の敷き張り補強を行う必要があるという部分もございます。そういう意味で、現状を確認しながら必要な対応をするということで、白沢町の延長120メートルについて敷き張りを行いたいということでございます。  それから、農道整備事業で挙げさせていただいた白沢、大坪町の区域の側溝新設につきましては、随分はざま形状になっている部分がございまして、上の田んぼと下の田んぼの間に農道等が走っているわけなんですが、どうしても水管理上、越水だとか、そういったものが発生しまして、作物の品種によっては影響を及ぼすことがあるということで、現在は素掘りになっているものについて、きちっとした側溝を延長300メートルにわたって布設したいということでございます。 234 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございますか。      (「なし」という者あり) 235 ◆委員長(禰宜田政信君) よろしいですか。ほかに質疑もないようですから、質疑を終結いたします。  次に、7款の質疑を行います。 236 ◆委員(樅山光徳君) 委員長。 237 ◆委員長(禰宜田政信君) 樅山委員。 238 ◆委員(樅山光徳君) 73ページの地場産業振興対策事業の三河の窯業展開催事業というのは、これは今回が碧南市だけで、今までは回り順番か何かでやってみえるんですか。 239 ◆経済環境部長(都築 明君) 委員長、経済環境部長。 240 ◆委員長(禰宜田政信君) 経済環境部長。 241 ◆経済環境部長(都築 明君) 従前は九州だとか福岡だとか、そういうところに行きまして、そこで窯業展を開催させていただいていたんですけれども、今年度につきましては地元開催ということで、会場につきましては、碧南市の臨海体育館と、それから高浜のいきいき広場を会場としまして行うわけでございます。  ですから、それ以前はよそでやっていたというものを地元で開催するということでございますけれども、今後も地元で開催するかどうかについては、今回やってみた都合の中で、数年間の中でもう一遍ぐらいというふうなイメージで考えていきたいということのようでございます。 242 ◆委員(下島良一君) 委員長。 243 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 244 ◆委員(下島良一君) 関連して、地元で開催する方がお金がかかるということですが、実際、全国から業者さんをいろいろ御案内するのにどんなふうな経費を予定してみえるのか。 245 ◆経済環境部長(都築 明君) 委員長、経済環境部長。 246 ◆委員長(禰宜田政信君) 経済環境部長。 247 ◆経済環境部長(都築 明君) まず、金のかかる大きそうなものだけで申しますと、やはり広報PR費で約500万円ばかり予定してみえるようですけれども、ポスターをつくったり、チラシを印刷したり、それから広い意味での雑誌だとか駅等への広告等、それから大きいのは、会場の設営費関係で700万円余を予定してみえるわけですけれども、これは臨海体育館そのものがもともと展示場の形態をなしていないものですから、それの養生だとか、それから看板だとか電気工事だとか、いろいろな小工事も含めまして展示ができるような形での設営費でございます。  それと、イベント関係の費用が約700万円ぐらい。このイベントというのは、やはり市民の人に1人でも多く集まっていただくというようなことの中で、いろいろ会場内でのイベントを開催したいと同時に、高浜さんのいきいき広場が中心になるんですけれども、講演会だとかアトラクションなどもそこで開催をしていきたいというようなことでございます。  そのほか、通信費だとか印刷費だとか委託費だとか、もろもろのものも含めまして2,500万円程度の総事業費見込みを立ててございます。 248 ◆委員(下島良一君) 委員長。 249 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 250 ◆委員(下島良一君) これは、2会場分の大枠ですか。 251 ◆経済環境部長(都築 明君) 委員長、経済環境部長。 252 ◆委員長(禰宜田政信君) 経済環境部長。 253 ◆経済環境部長(都築 明君) 基本的には碧南、高浜すべてでございますので、2会場分合わせてということです。今回の分すべてでございます。 254 ◆委員(下島良一君) 委員長。 255 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 256 ◆委員(下島良一君) そうすると、等分に高浜市さんの方も同じような補助をされておるんでしょうか。 257 ◆経済環境部長(都築 明君) 委員長、経済環境部長。 258 ◆委員長(禰宜田政信君) 経済環境部長。 259 ◆経済環境部長(都築 明君) 私ども聞いておりますのは、碧南市と高浜市さんにそれぞれ要請をされたということでございます。それはそれぞれ御事情もあろうかと思いますので、実際は高浜市さんがどうされるかはわかりませんけれども、それぞれに主催者である出品協会の方から要請があったということでございますので、碧南市としてはこれにこたえていきたいということでございます。 260 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑もないようですから、これにて歳出の質疑を終結いたします。  これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 261 ◆委員長(禰宜田政信君) 起立全員であります。  よって、議案第59号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 10時 59分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 5分 再開) 262 ◆委員長(禰宜田政信君) それでは、休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  付議事件(3)議案第60号「平成13年度碧南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。本案について、歳入歳出まとめて提案理由の説明を求めます。 263 ◆国保年金課長杉浦達也君) 委員長、国保年金課長。 264 ◆委員長(禰宜田政信君) 国保年金課長。 265 ◆国保年金課長杉浦達也君) ただいま議題となりました議案第60号平成13年度碧南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、本会議で福祉部長より御説明申し上げたとおりで、別に補足説明はございませんので、よろしくお願いいたします。 266 ◆委員長(禰宜田政信君) 提案理由の説明が終わりました。  これより歳入歳出まとめて質疑に入ります。 267 ◆委員(下島良一君) 委員長。 268 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 269 ◆委員(下島良一君) 22ページ、予備費のところで、本会議でも質疑がされました。2億2,000万円余の予備費を積んで万全の体制でということではありますが、減免制度で対象者が1件あったということで、非常に少ない状況かなと。制度があるというだけに終わっておるんじゃないかというふうに私は思うわけですが、実際に私も生活困窮者の相談に乗って、そういう人たちの生活実態なんかを見るにつれて、いろいろ聞きますと、派遣労働者で、そして親は亡くなって、実家も北海道ということで、親戚もないということで頼るところもなく、派遣労働者というのは、仕事がなくなるとあしたから来なくてもいいよと、一番最初に首になる。そして、仕事が出るとまた来てくれと言われて行くと。それが一月の間で繰り返される。3日間の休業というようなことで、収入が月25万円の手取りで、そしてその中から税金や国民健康保険や年金を払っていくということになって、結局滞納するところがこういう年金や保険が滞納になっていく、市民税も滞納になっていくというようなお話、そして足らないとサラ金にも手を出してしまう、こういうような生活をしてみえる方が実際におるわけです。  そういう方たちが、それじゃあなた、保険証やそういうのはどうしておるのというふうに言いますと、結局なかなか取りに行けない。呼び出しが来ても怖くてお金がないで行けない、こういうことに実際上はなっておる方があるんじゃないかと。私もまだ窓口へ連れていっていないわけですが、こういう方たちをどう救済していくかというのが一つあるんじゃないかなというふうに思うわけですが、その辺の把握というか、前々から何回も聞いておる中で、保険証をとりに来ない方たちが百何十名かおるというような数字的な話は出るわけですが、そういう個々面談がなかなかできないというような状況の中で、私のケースはそういう人に当たるのかなというふうに思うわけですが、どうなんでしょうかね。 270 ◆国保年金課長杉浦達也君) 委員長、国保年金課長。 271 ◆委員長(禰宜田政信君) 国保年金課長。 272 ◆国保年金課長杉浦達也君) 今議員おっしゃられたような、さまざまなケースが考えられるとは思います。国民皆保険制度ということで、保険証につきましては、社会保険ですとか国民健康保険だとか、それぞれ加入していただくことになっておりますので、そういう事情がありましたら、国保年金課の方にぜひお越しいただきたいと思います。  それから、本会議等でも資格証明書の話もありますけれども、個々の状況に応じて納税相談をさせていただいております。月に3,000円、5,000円という、そういった方も中にはおみえになりますし、その方の状況に応じた納税相談ということで実施をさせていただいておりますので、所得があるのに全然払わんぞという方についてはちょっと問題があろうかと思いますけれども、今おっしゃられた現在の状況を聞かせていただく中で、その方に応じた納税相談を実施することによって、一つは御了解をいただきながら国保会計を運営しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 273 ◆委員(下島良一君) 委員長。 274 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 275 ◆委員(下島良一君) 非常に、私たちの目の届かないところでは、今の不況がじわっと皆さんの中に大きな負担になってきておるというのが実態であるわけですが、なかなか、そういう中で市役所に行くと、そういうところまでの相談に乗ってもらえるという認識がまだまだなくて、行けば請求されて困ってしまうということから行かないでおるというのが、私はかなりの件数あるんじゃないかなと思うわけで、その辺の見きわめや対応が非常に今後難しい。そして、そのことによって悲劇が生まれるようなことが起きるというのが非常に危惧されて、資格証明書やそういうものの交付については本当に慎重にと言われておるんじゃないかと思いますので、ぜひ、そういう実態把握もする中で進めていただきたい。  また、私ども、そういう方たちについては早急に窓口に、わかりましたら連れていくということで話をしていきたいと思います。 276 ◆委員(今井双美君) 委員長。 277 ◆委員長(禰宜田政信君) 今井委員。 278 ◆委員(今井双美君) 関連でお願いしたいんですが、こういった方たちというのは、市からも本当にこまめに通知などをいただいているわけですが、どうせ払えへんでといって、細かいそういう相談にも応じますよということまで読まずに、また来ちゃったということでぽいぽいとしている人とが意外と多いんじゃないかと思うんですね。ですから、市がせっかくそういうことができますよということを通知してあげても、現実中身まで見ていない。  ということからいきますと、例えばそういった通知を出していただくときに、多くは書かなくても、むしろ大変な方は御相談に応じますのでという本当にわかりやすい文面で、はがきで結構ですので、都合のいいときに御連絡くださいと。むしろその方が受ける側としては、私もたまたまそういう相談をいただいたりすると、そういったときどうしていますかというと、どうせ払えへんもんで、また来た、どきっとして、もうぽいなんですよね。  ですから、そうじゃなくて、今言われたことも含めて、わかりいい何か文面を考えていただいて、本当に相談に来れば相談に応じますということが伝わるようにお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 279 ◆国保年金課長杉浦達也君) 委員長、国保年金課長。 280 ◆委員長(禰宜田政信君) 国保年金課長。 281 ◆国保年金課長杉浦達也君) なかなか文章でお伝えするというのは、正直言って難しいと思います。また、文章もなかなかちょっと難しい部分がありますし、それと受け取られた方が、要するに市役所から来たのでこんなの読まんというか、最初からそういう方も中にはおみえになろうかと思います。  滞納世帯の方につきましては、家庭訪問等させていただきながら、御相談に応じるような形でやらせていただいておるわけですけれども、今おっしゃられたことは肝に銘じて、何らかちょっと考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 282 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございますか。 283 ◆委員(下島良一君) 委員長。 284 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 285 ◆委員(下島良一君) 19ページのところで、出産育児一時金の支給で増額です。当初150人を見込んでみえて、増額するわけですけれども、これで大体足りるというような方向なんですか。また3月補正もしなければと、どうですか。 286 ◆国保年金課長杉浦達也君) 委員長、国保年金課長。 287 ◆委員長(禰宜田政信君) 国保年金課長。 288 ◆国保年金課長杉浦達也君) 12年度が118人ありまして、それでたまたま今年度につきましては、10月末で93件ありました。今言いましたように、対前年の5割増しという形でこの10月末までは推移しておりまして、うれしいことではありますけれども、予算上ということで、こちら増額補正をお願いしておるわけですが、若干ペースが11月に来て落ちているのかなとは思いますけれども、何とかこれで大丈夫だろうとは思います。  もし3月補正で、3月補正も予算要求上は現実的には1月の時点での話になってくるものですから、もしそういったことでうれしい悲鳴があれば、また3月補正でお願いをしていきたいと思います。よろしくお願いします。 289 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございますか。      (「なし」という者あり) 290 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 291 ◆委員長(禰宜田政信君) 起立全員であります。  よって、議案第60号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ───────────────────・・─────────────────── 292 ◆委員長(禰宜田政信君) 続きまして、付議事件(4)議案第61号「平成13年度碧南市老人保健特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。  本案について、歳入歳出まとめて提案理由の説明を求めます。 293 ◆国保年金課長杉浦達也君) 委員長、国保年金課長。 294 ◆委員長(禰宜田政信君) 国保年金課長。 295 ◆国保年金課長杉浦達也君) ただいま議題となりました議案第61号平成13年度碧南市老人保健特別会計補正予算(第1号)につきましては、本会議で福祉部長より御説明申し上げたとおりで、別に補足説明はございませんので、よろしくお願いいたします。 296 ◆委員長(禰宜田政信君) 提案理由の説明が終わりました。  これより歳入歳出まとめて質疑に入ります。  質疑ございますか。      (「なし」という者あり) 297 ◆委員長(禰宜田政信君) 別に質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより採決をいたします。
     本案は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 298 ◆委員長(禰宜田政信君) 起立全員であります。  よって、議案第61号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  この際、暫時休憩をいたします。                            (午前 11時 17分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 18分 再開) 299 ◆委員長(禰宜田政信君) 引き続きまして、休憩を閉じ、会議を開きます。  付議事件(5)議案第62号「平成13年度碧南市介護保険特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。本案について、歳入歳出まとめて提案理由の説明を求めます。 300 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 301 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 302 ◆高齢介護課長榊原清久君) ただいま議題となりました議案第62号平成13年度碧南市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、去る9月7日開催の本会議におきまして福祉部長より御説明したとおりでございまして、私からは特に補足して説明することはございませんので、よろしくお願いいたします。 303 ◆委員長(禰宜田政信君) 提案理由の説明が終わりました。  これより歳入歳出まとめて質疑に入ります。 304 ◆委員(下島良一君) 委員長。 305 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 306 ◆委員(下島良一君) 14ページ、15ページの居宅介護サービスの給付事業の件数、それから施設介護サービス給付事業の件数と、その下のサービス計画の給付事業の件数はどんなふうに動いたんでしょうか。 307 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 308 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 309 ◆高齢介護課長榊原清久君) 申しわけございません。この積算につきましては、件数ではなくて、支給額に基づいた歳出額でございますので、額に基づいて積算し直してございますものですから、件数についてのデータを今ここに持ち合わせておりませんで。 310 ◆委員(下島良一君) 委員長。 311 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 312 ◆委員(下島良一君) 16ページ、17ページの高額介護サービス事業の、一般非課税と生活保護世帯や非課税の老齢年金支給世帯と3段階に分かれていますが、ここの件数というのもわからない。 313 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 314 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 315 ◆高齢介護課長榊原清久君) 申し上げます。これは本会議でも私どもの部長から申し上げましたんですけれども、私ども、過年度分、平成12年度分につきましては本会議で申し上げましたが、既に対象者に対しまして通知をしてございます。その件数が1,053件でございまして、対象金額が628万円余で、現在私どもが給付させていただいております、補助させていただいておりますのが401万円余でございます。  あと230万円弱でございますが、この方につきましても、本会議でも部長から答弁いたしましたように、再度通知をし直して、できるだけ時効にかからないような段階でこちらの方に申請をいただくようにしていきたいと思っております。  それから、13年度分でございますけれども、4月から10月審査分が現在私どもの手元に届いておりまして、その件数が827件、合計で471万円余でございます。うち340万円分の請求が既に終了しておりまして、130万円余が若干残っております。  先ほど申し上げましたように、この方たちに対しましても、再度申請していただきますようにお願いをしております。一度申請をされた方は、テクニックというんでしょうか、申請の仕方、どういう必要なものをやればいいかということは御理解いただいておるんですけれども、まだ一度もやったことのない、あるいは新規の方たちにつきましては、この高額療養費につきまして、介護サービス事業につきましての趣旨等をケアマネジャー、あるいは施設入所者等が特に対象になりやすいものですから、施設等のサービス事業者に対しましても、こういう制度があるということを直接御本人に御説明いただきますように連絡協議会を持っておりますので、そちらを通しましてでもさらなる働きかけをしてまいりたいというふうに思っております。  それから、11月から3月までの予測でございますが、件数までは予測しておりませんで、伸びから、あるいは実績からあと500万円程度が後半で出てくるだろうという予測を立てておりまして、今回の金額を約1,670万円余ということで、必要額ということで算定をさせていただきまして、その不用額を減額補正させていただくというものでございます。  よろしくお願いいたします。 316 ◆委員(下島良一君) 委員長。 317 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 318 ◆委員(下島良一君) 自己負担の上限というのが、一般は3万7,200円、非課税世帯は2万4,600円というふうに3段階に分かれていますけれども、これらの内訳というのはわからないんですか。 319 ◆高齢介護課長榊原清久君) 委員長、高齢介護課長。 320 ◆委員長(禰宜田政信君) 高齢介護課長。 321 ◆高齢介護課長榊原清久君) 出しておりません。申しわけございません。 322 ◆委員(下島良一君) 委員長。 323 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 324 ◆委員(下島良一君) 全体的な数字もあれですが、施設入所の方が多いと言われますが、実際に所得で差がついておるわけですから、ぜひもう少し把握をしておいていただきたいなと思っております。要望しておきます。 325 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにいいですか。      (「なし」という者あり) 326 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑もないようですから、これにて質疑を終結いたします。  これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 327 ◆委員長(禰宜田政信君) 起立全員であります。  よって、議案第62号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 11時 24分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 25分 再開) 328 ◆委員長(禰宜田政信君) それでは、休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  付議事件(6)平成13年請願第2号「『国民のねがう社会福祉の拡充を求める意見書』の提出を求める請願」を議題といたします。  まず、請願書の朗読を求めます。 329 ◆次長(石原好実君) 委員長、次長。 330 ◆委員長(禰宜田政信君) 次長。 331 ◆次長(石原好実君) ただいま議題となりました平成13年請願第2号を朗読します。  2001年11月13日  愛知県碧南市議会議長様  「国民のねがう社会福祉の拡充を求める意見書」の提出を求める請願書  請願趣旨は省略し、請願理由の下から3行目を朗読いたします。  私たちは福祉・医療・教育などを切り捨て、無駄な大型公共事業や金融破綻処理に多額な税金を投入する政治の改革を心から求め、請願するものです。  名古屋市熱田区沢下町9-7 愛知保育団体連絡協議会 代表者 那須弘之  紹介議員 山口春美 下島良一 岡本守正  以上であります。 332 ◆委員長(禰宜田政信君) 次に、本請願に対し、執行部から参考意見がありましたら、お願いをいたします。 333 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 委員長、福祉課長。 334 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉課長。 335 ◆福祉課長鈴木孝彦君) ただいま議題となりました平成13年請願第2号につきまして、執行部の参考意見を申し上げます。  碧南市の就学前児童への保育は、公立10園、民間5園の計15園の認可保育園と無認可保育園2園でそれぞれ対応をしております。認可保育園の園児数は、平成12年4月現在で、公立、民間を合わせた定員総数1,930人に対して入園児総数は1,821人、平成13年4月現在では、公立、民間を合わせた定員総数同じく1,930人に対して入園児総数は1,818人と、定員総数に対して定員枠が100人ほど余裕がある状況でございます。  本市では少子化対策、両親とりわけ母親の働きやすい環境づくり推進のため、昨年4月から西端保育園で乳児保育を開始したのに続き、本年4月から鷲塚保育園において乳児保育を開始しております。さらに昨年11月から、園庭開放や携帯電話メールによる子育て相談、棚尾児童センター、東部児童センターでの子育て相談を始めております。本年は日進保育園において、園舎の増築や児童育成計画を策定中であります。  また、児童虐待の防止につきましては、昨年5月に児童虐待の防止等に関する法律が制定され、昨年11月より施行されました。法律では市の責務も求められておりますので、保育園では、毎日の保育の中で、園長初め保育士全員が協力して園児の不自然な箇所のけがや傷等に注意を払っており、児童虐待と思われるケースについては、刈谷児童相談所と協力して問題の解決に当たっております。  以上が執行部の参考意見でございます。よろしくお願いします。 336 ◆委員長(禰宜田政信君) これより質疑、意見等に入ります。 337 ◆委員(下島良一君) 委員長。 338 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 339 ◆委員(下島良一君) 2号、3号、4号と保育にかかわる要請、請願ということで、社会福祉の充実を求める中で、子供のことということで、この2号については、非常に今進められておる国の施策というのが、特に構造改革を中心に推し進められようとしております。特に、小泉首相が行っておる経済政策が、効率至上主義に基づいて行われる施策が日本の経済状況を一層厳しいものにしてきておる。歴代の内閣で、特に小渕前首相の時点では、国の借金が一気に100兆円をつくるというようなことで借金王と言われてきて、そういうツケが今国民に構造改革の名のもとに進められようとしております。  昨日も、新聞報道によると総合規制改革会議というのが政府の主宰で行われて、第一次答申が出されて、保育関係についても福祉法人ではなく株式会社の参入も認めていく、こういうような答申もされて、保育分野での改悪も、規制の撤廃もしていくというような答申がなされて、一層この社会福祉にかかわるところが構造改革の名のもとに切り縮められようとしておると。  特に、請願の3号、4号にもかかわってくるわけですけれども、国の補助率が8割だったものが5割に切り下げられるという状況で、自治体への負担、そしてひいては国民への負担が増大してきておるというのが今の状況ですので、碧南市の現況は、今福祉部長も言われたように柔軟な対応をしながら、公立も長時間保育を推し進めて広げてきておる。そういう中で、特に先ほどの補正の審議の中でも、来年度、長時間保育や乳児保育をやっておる拡張した園で申し込みがオーバーするという状況で、一層その要望が強まって、若干人口やいろいろなことで偏った面は出てきておるわけですが、いずれにしても今不況の中で若いお母さんたちも、少しでも働かなければ生活がやりくりがきかないというところに今あり、働くお母さんたちがどんどんふえる状況がありますので、こういう国への要望というのはやはりどしどししていきながら、国民の負担軽減に国の姿勢を問うていくことが私は大変重要なことだと思っておりますので、ぜひこの請願を採択していただいて、国への要望、意見を強めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 340 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑ございますか。 341 ◆副委員長(陣弓騎昌君) 委員長。 342 ◆委員長(禰宜田政信君) 陣副委員長。 343 ◆副委員長(陣弓騎昌君) 今いろいろと新聞等でも出ておりますように、規制緩和ということは、こういう保育の面からいいましても、特に都心部においては、民間がやった方が利用者のニーズに合った行動がさっととれるというようなことで、むしろ歓迎されておる面もあるわけです。  したがって、いろいろ考え方はあると思うんですが、やはり民間の活力を利用するというような考え方も取り組んでいくべきであるというふうに思っておりますし、それからまた、今の請願の内容につきましては、やはり国は国なりに一生懸命検討されて、碧南市は碧南市なりに、ただいま御説明があったように一生懸命取り組んでおるわけでございますので、このようなことを今国に申し上げてどうこうということはないというふうに思いますので、この件につきましては、不採択が適当であるというように思います。 344 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに。 345 ◆委員(今井双美君) 委員長。 346 ◆委員長(禰宜田政信君) 今井委員。 347 ◆委員(今井双美君) 今も御意見が出ましたところからいきまして、私、実際少子化対策ということでは、大変国の方も真剣に取り組んでいただいていると思っております。碧南の場合はたまたま、定数からいきますとまだ十分足りているということなんですが、実際もっと都市部に行きますと、保育園とか幼稚園に入りたくても入れないという待機児童も大変多くて、そういった対策も国としては必死に今やっていただいておりますし、当然ですが、一時保育、駅前保育とか、またファミリーサポートセンターとか、児童手当の拡充、そしてアトピーで大変悩んでいる方たちも多いということで、国民病とも言われるアトピーとか、いろいろそういった施策が今真剣に取り組まれているということは私は認識しております。そういった中で、この2点の請願に対しまして思いますのは、ただ単に福祉、医療、教育を切り捨てという一方的な表現がされておりますが、必ずしもそうではないという認識を持っております。  それから、民間の営利企業の参入に対して、子供たちの豊かな発達や父母の労働保障とか、いろいろ言われておりますが、むしろ雇用の拡大といいますか、促進という意味におきましても、民間のそうした知恵を絞っていただいて、そして子供たちの健やかな成長を願っていくということは、これも一つ必要なことだと思っております。  ですから、いろいろな見方はあるかとは思いますけれども、本当に国も大変厳しい状況下にあって、こうしたことも国としても当然認識した上で必死に今施策が進められている中だと思っておりますので、この2点の請願に対しては、私は採択しなくてもよいのではないかという意見を持っております。  以上です。 348 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございますか。 349 ◆委員(下島良一君) 委員長。 350 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 351 ◆委員(下島良一君) 今お二方から、採択しなくてもいいという御意見が出されました。民間がやれるものは民間がという風潮がどんどん推し進められることによって、民間参入がされて、とうとい命がなくなるということが実際に起きました。1つのベッドに2人の赤ちゃんを寝かせて窒息死をする、そして経営者が逮捕されるというような痛ましい事件も起きて、そしてチェーン店で行われて、それが非常に大きな社会問題化しておるというのが私は実情じゃないかと。  碧南市はそういうふうになっていないからいいんだということではなく、社会全体がそういう経済至上主義で民間参入を子育てにもどんどん取り入れて、そして効率よく子育てをするんだ、こういうことで推し進めていけば、やはり人間の尊厳や価値やそういうことがどんどん失われていくということにつながっていくというふうに私は思いますので、そういう冷たいことではなく、社会全体で支え合っていくということからすると、やはり国の果たしている役割はいかに大きなものであるか、それを切り捨てればどういう悲惨な状況が生まれてくるのか。これはこの数年の間でも起きているわけで、今後ますます、昨日出されたような規制改革が取っ払われていけば、もっと悲惨なことが起きてくるということに私はなると思いますので、ぜひそういうことを言わずに、国への意見、請願をしていく、意見書を出していくということを強く求めたいと思います。 352 ◆委員(今井双美君) 委員長。 353 ◆委員長(禰宜田政信君) 今井委員。
    354 ◆委員(今井双美君) 今の委員の御意見ももっともだと思います。当然、そうした悲しい事件・事故があってはならないということはだれしも思うことでございますが、実際、保育園に入れて生活を支えていきたいと思いながらも、それすらできない人たちが非常に多いわけです。そういったことを考えますと、そういった事件は絶対あってはならないので、そういった指導はしっかりと、やはり行政でできるところは当然やっていくべきだと思っております。  しかし、その反面で、やはり本当に仕事もなくて大変な思いをしている、仕事がしたくても、そういった条件ができなくて苦労している人もたくさんいるわけですので、そうしたいろいろな観点からいきますと、そういう事故は絶対防止していく、それは大前提でございます。児童虐待法が制定されたこともそうですし、今DVの防止法など、いろいろとそういった法律の制定もどんどん積極的に超党派で進められているところでもありますし、そういったことはきちっと見ていく、指導していくということは当たり前です。しかし、そうした中で、やはり待機児童を解消していくとか、いろいろなほかにまだ、アトピーで本当に悩んでいる方たちも大変多いです。やはりそういったいろいろな観点で大きく進めていただいている現在でもありますので、そういったことは当然国の方としても承知した上でいろいろ進めていただいていると私は認識しております。  以上です。 355 ◆委員(下島良一君) 委員長。 356 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 357 ◆委員(下島良一君) 社会福祉法人の皆さんが、今まで長い間かかって、民間にしてもこの保育行政に携わって力を尽くしてみえた、こういう人たちは全国で相当の数だと思います。公立もさることながら、社会福祉法人を立ち上げて利益を生まない法人として社会福祉に貢献をする、こういうことで力を尽くしてきた皆さんが厳然とおいでになるわけです。  こういう方たちとは別に、株式会社をつくって、つくってというか、その株式会社、企業が保育や福祉の一部門としてやっていけるというふうに規制が取っ払われれば、どうしてももうけ主義にならざるを得ない。これが株式会社であるわけで、給食のときにもこういう論議が、株式会社がなぜいけないのかという論議がされましたけれども、特に福祉の、子供たちの成長にかかわるところに株式会社が参入できるような規制緩和がされていこうとしておる、これが今の構造改革を初めとした経済至上主義だというふうに思います。今井さんの気持ちは気持ちとして、それはいいわけですけれども、ただ実際には、経済というのはそういう悲劇を生みながら進むものだというふうなことがあるものですから、長い間もうけを生み出さない、利益を追求しない社会福祉法人が民間では法律のもとで行ってきたということが私はあると思います。このほかにも、認可もとらずに保育園を経営してみえる方も全国にいっぱいおるわけで、なかなか認可までとってやれるだけの設備投資ができない、それでも社会福祉にかかわる運動や力を尽くしてみえる方もたくさんおみえになります。  そういう点で、私は、国が政策として今後進めていこう、また今進めようとしておる予算、それから実際の補助制度、そういうものが現実に8割から5割に引き下げられて、父母負担やそれから地方自治体、ひいては民間の福祉法人までにも経営的にも非常に厳しい状況が推し進められておるのが現実ですので、ぜひこういう時期にこの意見書を上げて、国の施策、少しでも国民の声を上げていく力にしていくべきだというふうに強くお願いをしたいと思います。 358 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございませんか。      (「なし」という者あり) 359 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに御意見等もないようですから、これにて質疑等を終結いたします。  これより採決をいたします。  本請願は、採択すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 360 ◆委員長(禰宜田政信君) 起立少数であります。  次に、本請願は、願意に沿いがたいとの理由により不採択すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 361 ◆委員長(禰宜田政信君) 起立多数であります。  よって、本請願は、願意に沿いがたいとの理由により不採択すべきものと決しました。 ───────────────────・・─────────────────── 362 ◆委員長(禰宜田政信君) 続きまして、付議事件(7)平成13年請願第3号「保育料の保護者負担軽減のために国の財政措置を求める意見書の提出に関する請願」を議題といたします。まず、請願書の朗読を求めます。 363 ◆次長(石原好実君) 委員長、次長。 364 ◆委員長(禰宜田政信君) 次長。 365 ◆次長(石原好実君) ただいま議題となりました平成13年請願第3号を朗読します。  保育料の保護者負担軽減のために国の財政措置を求める意見書の提出に関する請願書。  請願趣旨は省略します。請願項目の下から4行目、私たちは福祉・医療・教育などを切り捨て、無駄な大型公共事業や金融破綻処理に多額な税金を投入する政治の変革を心から求め、以下陳情するものです。  2001年11月13日  愛知県碧南市議会議長様  名古屋市熱田区沢下町9-7 愛知保育団体連絡協議会 代表者 那須弘之  紹介議員 山口春美 下島良一 岡本守正  以上でございます。 366 ◆委員長(禰宜田政信君) 次に、本請願に対し、執行部から参考意見がありましたら、お願いをいたします。 367 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 委員長、福祉課長。 368 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉課長。 369 ◆福祉課長鈴木孝彦君) ただいま議題となりました平成13年請願第3号につきまして、執行部の参考意見を申し上げます。  国の定める保育料の徴収金基準額は、階層区分を7階層区分、年齢区分を3歳未満児と3歳以上児の2区分に分けており、生活保護世帯の徴収月額ゼロ円から、前年分の所得税の額が40万8,000円以上の世帯の3歳未満児1人徴収月額8万円まで、所得税額に応じて徴収金基準額を定めております。  これに対しまして、碧南市では、階層区分では17階層区分、年齢区分を3歳未満児、3歳児、4歳以上児の3区分に分け、生活保護世帯と市民税非課税世帯の徴収月額ゼロ円から、所得税の額が33万円以上の世帯の3歳未満児1人徴収月額4万3,600円までの基準額を定めて保育料を徴収しております。  国の定める保育料徴収基準額を100%とした場合の本市の保育料徴収額弾力徴収率は50.98%です。  以上が本請願に対する執行部の参考意見です。  よろしくお願いします。 370 ◆委員長(禰宜田政信君) これより質疑、意見等に入ります。 371 ◆委員(樅山光徳君) 委員長。 372 ◆委員長(禰宜田政信君) 樅山委員。 373 ◆委員(樅山光徳君) 請願2号と同じような意味ですが、国は現在厳しい財政危機の中でありまして、小泉総理大臣も構造改革の中で今後の福祉のあり方などを見直しを行っておるわけでございまして、財政の余裕のあるときならいいですが、保育、福祉の国庫負担の大幅な増も可能でしょうが、現在はそのような状態ではありません。  したがいまして、この請願に対しては、今現在、不採択が適当であると私は思います。 374 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに。 375 ◆委員(下島良一君) 委員長。 376 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 377 ◆委員(下島良一君) 先ほども、今の小泉構造改革というのが、今後の私たち国民に与える影響というのははかり知れない状況が起きてくるということは述べさせていただいたわけですけれども、実際に毎年毎年50兆円を超える大型公共事業をやってきた結果が、国と地方の借金が660兆円を超えるという莫大な借金が毎年毎年の公債の発行につながって、国会でも大論議がなされておるところです。このツケを国民負担で解消していこうというのが今の政策の中心になってきておるんじゃないかというふうに私は思っております。そういうのが、国や地方公共団体が行わなければいけない固有の事業に民間参入を行って、そしてそこで競争政策を推し進めて行うということで、保育料についても保護者に直接補助をして、そして預けるか預けないかを可否をしていくというような施策まで考えられるような状況になってきております。  私は、今の時点で本当に不況が荒れ狂う中で、せめて子供にかかわる費用については勤労者や国民が納めた税金で多くが賄われるような体制は、やはりどんなに苦しくなってきても、この社会進歩の中で維持していくべきだというふうに強く思います。こういう碧南市の現状は先ほど課長が言われたとおりかもしれませんが、いつ碧南市にも、こういうやり方では補助率もっとカット、国のやり方でやりなさい、そうしなければ補助金は出しませんよというようなことになりかねないということで、私は国民みんなで今の保育政策、福祉政策の切り捨てをやめさせるために力を尽くしていくべきときだというふうに思いますので、ぜひ意見書の提出をお願いしたいと思います。 378 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに。 379 ◆委員(今井双美君) 委員長。 380 ◆委員長(禰宜田政信君) 今井委員。 381 ◆委員(今井双美君) 先ほども申し上げたこととほとんど変わりはないわけですが、確かに国の赤字の状態は大変であるということはだれしも認識しております。ただ、その借金というのが若い世代に全部行ってしまうということになっておりますし、ここで大型公共事業でも、国としては今公共事業の見直しということは大きく表明され、そして真剣に論議も交わされて取り組まれておりますし、従来できなかった年金制度とか医療とか、いろいろなところも見直そうということで、あらゆる見直しが真剣に今されておるところです。  そういった中にありまして、確かに保育料の保護者負担軽減がされればうれしいことではありますが、そのされた部分がどこかへやはり反映されていくということからいいましても、どこをどう手をつけるのかということが今真剣に言われ、そうした中での現状だということを理解しております。したがって、先ほどの意見と絡ませまして、こうした意見書の提出というのは、今実際、国としては真剣に取り組まれているという認識のもとに、採択は必要ないという考え方をしております。  以上です。 382 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑等ございますか。      (「なし」という者あり) 383 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑もないようですので、これにて質疑等を終結いたします。  これより採決いたします。  本請願は、採択すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 384 ◆委員長(禰宜田政信君) 起立少数であります。  次に、本請願は、願意に沿いがたいとの理由により不採択すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 385 ◆委員長(禰宜田政信君) 起立多数であります。  よって、本請願は、願意に沿いがたいとの理由により不採択すべきものと決しました。 ───────────────────・・─────────────────── 386 ◆委員長(禰宜田政信君) 付議事件(8)平成13年請願第4号「保育所『最低基準』の改善を求める意見書の提出に関する請願」を議題といたします。まず、請願書の朗読を求めます。 387 ◆次長(石原好実君) 委員長、次長。 388 ◆委員長(禰宜田政信君) 次長。 389 ◆次長(石原好実君) ただいま議題となりました平成13年請願第4号を朗読します。  保育所「最低基準」の改善を求める意見書の提出に関する請願書。  請願趣旨は省略します。請願理由の下から3行目、住民要求に応え、保育事業の一層の推進のために保育所運営の基本となる「最低基準」の抜本的改善を求めて、国に意見書を提出して頂くよう陳情します。  2001年11月13日  愛知県碧南市議会議長様  名古屋市熱田区沢下町9-7 愛知保育団体連絡協議会 代表者 那須弘之  紹介議員 山口春美 下島良一 岡本守正  以上でございます。 390 ◆委員長(禰宜田政信君) 次に、本請願に対し、執行部から参考意見がありましたら、お願いをいたします。 391 ◆福祉課長鈴木孝彦君) 委員長、福祉課長。 392 ◆委員長(禰宜田政信君) 福祉課長。 393 ◆福祉課長鈴木孝彦君) ただいま議題となりました平成13年請願第4号につきまして、執行部の参考意見を申し上げます。  国の定める児童福祉施設最低基準第32条では、ゼロ歳から1歳までの乳児室面積を乳幼児1人について1.65平方メートル以上、2歳以上の保育室面積を幼児1人について1.98平方メートル以上とそれぞれ定めております。  これに対しまして、碧南市では、本年3月に少子化対策臨時特例交付金を充当して増築した鷲塚保育園では、ゼロ歳から2歳児室については、乳幼児1人当たり7.4平方メートル以上、3歳児室は幼児1人当たり3.2平方メートル以上を確保しております。  また、保育士の配置につきましては、国の基準のゼロ歳児3人につき保育士1人、1、2歳児6人につき保育士1人、3歳児20人につき保育士1人、4歳児と5歳児30人につき保育士1人を、本市ではゼロ歳児、2歳児、4歳児、5歳児については国と同じ基準ですが、1歳児は園児5人につき保育士1人、3歳児につきましても園児15人につき保育士1人と、国の基準を上回る基準で保育士を配置しております。  以上が本請願に対する執行部の参考意見です。  よろしくお願いします。 394 ◆委員長(禰宜田政信君) これより質疑、意見等に入ります。 395 ◆委員(原田ちよ子君) 委員長。 396 ◆委員長(禰宜田政信君) 原田委員。 397 ◆委員(原田ちよ子君) 趣旨はわかりますが、ただいま当市も説明のありましたように基準を達しているということであります。  最近は、都心部における駅前保育室の開設などニーズが高まっている中、保育所最低基準を上げることは、多様に展開される保育事業ですが、制限を加えることにつながり、規制緩和の流れに逆行することになりますので、よって請願は不採択が適当であると思います。 398 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございますか。 399 ◆委員(今井双美君) 委員長。 400 ◆委員長(禰宜田政信君) 今井委員。 401 ◆委員(今井双美君) 先ほどから何度も申し上げていることも全部申し上げたとおりですし、それから、例えば今、先ほど申し上げなかった中で、病児保育の対応ということもやはりニーズが高まってきております。  先日もあるところに行ってまいりましたけれども、確かにスペース、碧南は大変整っているわけですが、まだまだ、先ほど来申し上げております待機児の多いとか、そしてまた、今申し上げました病児保育の対応なども、実際はニーズはあるんですができていない。まだまだそういった、非常にいろいろなニーズがこうした社会の流れの中で大きく高まってきております。やはりそういったことも一つ一つクリアしていかなきゃいけない、そういった中ですので、この最低基準ということは、その中で確かに事故も起きております、事件もあります。そういったことはしっかり、先ほど申し上げたようにきちっと指導、監視しなくてはいけないと思いますが、やはりそういった多くの方たちがまだまだいろいろなことに声を出していることをしっかり受けとめて対応しなきゃいけないということもございますので、先ほど申し上げましたように、この件につきましても、請願書の採択には反対をさせていただきます。  以上です。 402 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかにございますか。
    403 ◆委員(下島良一君) 委員長。 404 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 405 ◆委員(下島良一君) 国の行っておる構造改革というのは、非常に冷たい、厳しいことが一層進められようとしております。先ほどからも私何度も言っていますけれども、今碧南市は、確かにこの基準を上乗せして、子供たちにいい環境でということで頑張っていただいております。だけれども、この構造改革を進めれば進めるほどに、国はこの上乗せをしておる碧南市についても、国の言うとおりに基準を改めよ、そうしなかったら補助金は削るぞ、こういうことを私は言ってくる時代が来るんじゃないかと。今のまま小泉内閣が構造改革を進めれば起き得る施策になるということで、やはり全国の自治体が力を合わせて、こういうことが起きないように行っていくべきだということで、保育にかかわる多くの団体の皆さんがそういうことも危惧して、みんなで力を合わせようということで請願をされております。  そういう点で、確かに碧南の今の状況は国を上回る状況をつくり出していただいておりますけれども、子供たちがすし詰めになるようなことのないような保育が続けられるように、運動を尽くしていくことが今大事ではないかと思いますので、ぜひ請願を採択して、国に意見書を提出して、運動を一緒にともにやっていくべきだというふうに思います。 406 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに質疑、意見等ございますか。 407 ◆委員(今井双美君) 委員長。 408 ◆委員長(禰宜田政信君) 今井委員。 409 ◆委員(今井双美君) 今のお話を聞いておりましたら、進んでいるところは逆に逆行しなきゃいけないという指導が国から来るのではないかというふうな意見にちょっと聞けたんですが、国会議員といえども人の子です。したがいまして、本当に未来を担う子供たちのためによかれと思って、だれしも真剣に、やはりどの党の議員もかかわっていただいていると思います。いいところを取り壊して悪くせよという施策は今後あってはならないし、そういうことをされる議員はいないと私は確信したいと思っておりますので、期待も込めて、今後そんな逆行するであろうという予測はしたくありませんし、そういう御意見には反論させていただきたいと思います。  以上です。 410 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに。 411 ◆委員(下島良一君) 委員長。 412 ◆委員長(禰宜田政信君) 下島委員。 413 ◆委員(下島良一君) 私はでたらめを言っておるわけじゃなくて、実際に総合規制改革会議が小泉内閣に答申をして、その中には施設基準の緩和を一層進めるというふうにしておるわけで、この最低基準を下回る事態が実際に起きて死亡事故も起きておる、こういうことなわけです。  そして、これが実際に進められた段階ではもう遅いわけで、こういうことが進められないように、やはり防波堤をしていくためには、今の状況を打破していくのに下からの大きな力が必要だというふうに思いますので、国の行おうという施策をやはり多くの皆さんが危惧しておる状況を踏まえて、この請願の採択をぜひお願いしたいと思います。 414 ◆委員長(禰宜田政信君) ほかに御意見、御質疑ございませんか。      (「なし」という者あり) 415 ◆委員長(禰宜田政信君) これにて質疑等を終結いたします。  これより採決をいたします。  本請願は、採択すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 416 ◆委員長(禰宜田政信君) 起立少数であります。  次に、本請願は、願意に沿いがたいとの理由により不採択すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。      (賛成者起立) 417 ◆委員長(禰宜田政信君) 起立多数であります。  よって、本請願は、願意に沿いがたいとの理由により不採択すべきものと決しました。  この際、部会並びに昼食のため休憩をいたします。                            (午後 零時 6分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 2時 41分 再開) 418 ◆委員長(禰宜田政信君) 引き続きまして、休憩を閉じまして、福祉経済委員会を開催をいたします。  陳情が採択されませんでしたので、これにて付議事件の審査は終了いたしました。  なお、委員長報告につきましては委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」という者あり) 419 ◆委員長(禰宜田政信君) 御異議なしと認めます。  よって、さよう決定いたしました。  これにて福祉経済委員会を閉会いたします。                            (午後 2時 41分 閉会) ───────────────────○────────────────────  以上は、碧南市議会福祉経済委員会の記録である。   平成13年12月12日                碧南市議会福祉経済委員会                  委員長  禰 宜 田 政 信 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...